時間

スゴく介護が楽になる「飼育」と言う考え方

毎日の介護に「疲れ、悩み、嫌気がさす」
そんな毎日を送っている人とても多いと思います。

僕もそんな毎日を送っていた一人。

そんな苦しい介護生活から抜け出せた
「親を飼育する」という考え方を今日は紹介したいと思います。
介護がツライと感じている方はエナジードリンクを飲む感覚で読んでみて下さい!

きっと気分が楽になると思います!

介護がツライ時は親ではなく「生き物。」として接する

仕事や家庭を抱えて親の面倒を見るのは本当にとてもシンドイですよね。
仕事でとても疲れている時や体調が悪い時なんて時なんかはなおさら!
僕も「放送禁止用語」を何度ココロの中で叫んだことか!!(笑)

どうしてもココロの中で治らない時は壁や柱などに向かって吐いてました。

だってしょうがないんですよ。しょうがない。余裕がないんだから。
そんな負の感情は吐き出さないとパンクしちゃう。

親に向かってそんな感情をぶつけてはいけない事は理解していたので
なんとかギリギリ本当にギリギリのところでそんな感情をコントロールしていました。

そんなこっちの事情や感情なんてお構いなしなのが「認知症の親」!!
「イヤ待てよ?よくよく考えたら認知症になる前からワガママな親だったな…」(笑)

お金や時間もだけど、どれだけ負担かけんだよ…
いつまで親の面倒見なきゃいけないんだよ(泣)

そんな気持ちに追い討ちをかけるのが「親と子の関係」

子の僕は親に対してどうしても色んな感情が湧いてしまう。自分の中の「理想の親」と
無意識に比べてしまい色んなことを求めてしまっている。

「僕のワガママなのか?」

そんな感情がなんとも重くのしかかる…

そんな中で気づく「この親と子の関係」一つも良い事ない。ただツラくなるだけ。
もう母親を親として見るのはやめよう「生き物。」として接しよう

「目の前にいるのは親ではなく生き物。」

そう頭の中で置き換えるだけで親に対して余計な感情が湧く事なく
気持ちを擦りへらすことも無くなりとても楽になりました。

「生き物。」として接するから介護ではなく飼育

母親を「生き物。」として見るようになった僕は自然と介護ではなく

「飼育」と考えるようになっていた。

ひどいと思われるかもしれないが僕なりに行き着いた答えなんですよね。
そう考えることで介護に対してのココロの負担がとても減り母親に対しても
優しく接することができるようになった。

排泄の処理や食事の準備も「飼育」と考えれば普通に感じられ
同じことをやっているのに不思議と前より随分と苦にならなくなりました。

言葉は悪いが「親と子の関係」の時よりも「生き物。と飼い主」の関係になって
2人の中での笑いが起きる数も増えた(笑)

ココロの余裕ができた僕が自然と笑えるようになり母がそれにつられて
笑ようになったということ。

笑うことでスゴく気持ちが楽になるので意識して笑うように自然となっていました。
「楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しくなる」どうやら本当の様です(笑)

「介護する」ということから「飼育する」と頭の中で書き換えるだけで
本当に不思議なことに、とても僕は楽になりました。

自分に対してのとっておきの言い訳

僕も最初うちは親を「生き物。」見ることや「飼育」するという考え方をしている
自分に少し抵抗があった時期がありました。

そんな時自分に対して使っていたとっておきの言い訳は

「ペットも大事な家族の一員」!!

全然ふざけてなんていません。大マジメで考えてました。
それだけ病んでたんでしょうね。(笑)

いやいや「親をペット呼ばわりするなんて!!」「なんてひどいやつだ!!」
そんな声があるのは十分わかっています。

しかしそれでもお伝えしたいのは

「僕が母と生きてきた人生の中で今がいちばん笑いと愛がある」ということ。

最後まで読んでいただき有り難うございました!
少しでも皆さんの気持ちが楽になることができたら嬉しいです!
ではエサの時間なのでここらへんで失礼しまーす(笑)