時間

僕が介護をヤメて親を飼おうと思った3つの理由

みなさん毎日お疲れ様です。

行方不明の母の入れ歯を探して探してやっと
仏壇にお供えしてあるのを発見!!

なぜか嬉しいよりもありがたい気持ちになった

ノボルです。

突然ですがみなさん⁉︎毎日の介護、どんな気持ちでされてますか⁈

シンドイ。とにかくシンドイ…

何でこんな好きでもない親を…

感謝もされない…

誰も手伝ってくれない…

今すぐにでも辞めたい…

ほとんどの方が一度は頭に浮かんだ思いなんじゃ

ないですか?

僕なんて毎日でした。それこそ週8!(笑)

けど、辞められない 逃れられない

なぜ?知ってる。【罪悪感と自己嫌悪】

親を面倒見ない事、捨てることへの罪悪感

そんな終わりの見えない霧がかかったドンよりとした生活を何年も過ごしてきた。

結論

【僕は介護を辞めて親を飼いならす】というマインドに変える事で

シンドさや罪悪感から解放された

「親を飼いならす」?なんてヒドイ言い方と思う人も沢山いると思います。

介護から逃げずに向き合っている人なら当然の声

だけどチョット騙されたとおもって

罪悪感や自己嫌悪に悩まされている方はぜひ読んで欲しいです。

不思議と少し霧が晴れた気持ちになると思います。

親の介護というワード「言葉」に気持ちが重くなる

僕が介護を続けていて感じたことは「親の介護」という言葉を聞いたり

目にするだけで、すごく気持ちが重くなること。

他人からの「親を介護されてるなんて偉いですね〜」

気を使って言ってくれてるんだろうけど

そんな言葉いらない、いらない「気持ちが重くなるだけ」

こっちは好きでやってないの!考えたくない!ヤメたいの!!(笑)

「介護」の文字だけじゃない。

少し前から「親ガチャ」とか「毒親」なんてワードも目にする様になった

それで言うと僕は親ガチャ回して毒親という大ハズレを引いた!

お願い神様!!重課金するのであと何回かやらせて下さい!!笑

「親になんてこというんだ」

「産んでくれた親に失礼だ」わかってる、わかってるって!

それ、もう聞き飽きた。(笑)

僕自身がその言葉で充分すぎるほど自分を傷付けてきたから。

「ゴメン自分。」自分で自分をヨシヨシして決めた。

「親の介護という考え方はやめる!!」

「親の介護」という言葉が下から支えているような感じがして苦しい…

「支える」聞こえは良いが支える側は本当にツライ。

「介護」じゃなく「飼う」親を飼い慣らそう。

現実に目の前にいる親は認知症でコミュニケーションも取れなくなってきているし

親子というだけではなく人間として付き合っていくのも難しい。

僕は介護という言葉を頭から消した。

たったそれだけの事だったがココロがだいぶ軽くなった。

これが一つ目の理由。

最小限のやさしさが最大源の感謝を生む

親の介護をヤメて飼い慣らす事に決めた僕は最低限のことしか世話しなかった。

食事の世話とオムツの交換のみ!!

あとは放置。生存確認はします(笑)

しかし、しばらくすると信じられないことが起きた!!

【母親がとてつもなく僕に感謝するようになった】

どうやら僕の存在の有り難みに気づいたらしい。(もっと早く気付け!)

今まで感謝されたことなんてなかった。それどころか

介護どころか何も手伝いもしない兄が帰ってきた時などは

「あの子は苦労してる」とか言って平気で小遣いを渡す(正気なのか?)

僕の方がずっと苦労してますけど〜(笑)

今まで母親に頼まれることはその都度いろいろやってあげていた。

お使い、入浴介助、排泄介助、髪を梳く、散歩。

思い切って全部、自分が気が向いた時にしかやらないと決めた。

というかほとんどやってない。

漏らしても大丈夫。1回くらい食事を抜いても死なない。
(お水とパンなどエサだけはちゃっかり置いておく。)

母に会いたくない時は行かない。今までは信じられないくらい

本当にテキトーにやってた。

しかし一人では何もできない母親は考えられないことに

僕の最小限の優しさに最大限の感謝の感情が湧いたらしい。(驚)

これが僕が介護をヤメてこのまま親を飼い慣らしていこうと決めた

もう一つの理由。

飼うことで気持ち的に優位にたてる

親を飼い慣らすと決めてから気持ち的に優位に立てるようになり

親の世話も凄く楽になった。世話をする時は親という意識、感情などはいっさい忘れる

頭の中で使う言葉も意識して変えた

食事 → エサの準備をしよう

失禁 → うれしょん食らったー(笑)

母親が僕言っていた言葉通り

「体に気をつけてね。あなたがいないと私が生きていけないから」(笑)

まさにその通りになった。

たまに油断すると親に対して情が湧く。

助けを求められると尚更だ。これが一番気持ちを持っていかれる

時間とお金は多少持ってかれても仕方ないが気持ちだけは持っていかれては

いけない。支える側になると急に苦しくなるからだ。

こんな時は気持ちをリセットする。

僕は介護をしているのではない飼っているだけ。

たったそれだけで、いろんな事から気持ちが優位に立てる。

それが最後の理由。

まとめ